タイ料理に欠かせない調味料

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エスニック料理の代表格ともいえるタイ料理には、欠かすことのできない調味料があります。それは「ナンプラー」(魚醤)です。日本で言うところの醤油にあたるものといえますが、ナンプラーの原料は魚、一方醤油の原料は豆です。

ナンプラーはにおいが独特で、パクチーに続いて、そのにおいが苦手という方もいます。パクチーが苦手であれば、パクチーのない料理を頼めばよいので、問題ないのですが、ナンプラーのにおいが苦手という人は、「タイで」タイレストランに入るのは不可能に近いといえます。とかく、現地のタイレストランでは、ナンプラーのにおいが漂っています。したがって、それが苦手な方には苦痛の何ものでもないでしょう。

一方、日本のタイレストランでは、レストラン内がナンプラーのにおいで充満しているということは、「ほとんど」ありません。しかし、大概、そのようなタイレストランの場合、日本人向けにアレンジされたタイ料理なので、タイ人が食事の際に使用することはまずありません。在日タイ人が利用する、タイレストランでは、ナンプラーのにおいが充満しています。したがって、本格派のタイレストランを見分けるならば、あの独特のナンプラーのにおいの有無で判断するとよいのではないかと思います。とにもかくにも、タイ料理にはナンプラーが必須ですので。

ただ、ナンプラーを単独で手を加えることなく利用することは皆無に等しいです。日本の場合はお刺身を食べるときに醤油にわさびを付け加えますが、それと同じようなものです。ナンプラーの場合は、わさびを入れるのではなく、唐辛子をぶち込みます。この唐辛子にも色々ありまして、通常の唐辛子、青唐辛子、炒った唐辛子などなど、用途によって入れる唐辛子が変わります。加えて、レモンや酢といったものを入れて、「ナンプラー」の出来上がりです。ベースとなるナンプラーは同じですが、それに何を加え、手を加えるかで、味がまったく異なります。タイレストランでは、料理ごとに合った調味料を必ず用意してくれますので、色々なタイプのナンプラーを食べ比べてはいかがでしょう。