タイのお坊さん

2018年2月8日

前稿で少し触れたお坊さん。黄色の袈裟を着ていて、非常に禁欲的だという事をお話ししました。

このタイのお坊さんについて、おそらく違和感の感じることが1つあると思います。

というのも、タイのお坊さんは、街に一般人と同じように生活をしていて、非常に多くの場所で見かけます。

以前に記事で書いたようにお坊さん優先席(monk priority seat)まで交通機関に必ずあるということからも、街の至る所にタイのお坊さんがいます。

隣接国のラオスやカンボジアなどもタイと同じ上座部仏教が多数の国なので、そこへ行くため、黄色の袈裟を着たお坊さんが、飛行場でフライトを待っているという光景も見ることができます。

さて、そんな街の一風景ともいうべきタイのお坊さんですが、私が「これはどうなんだ!?」と思った、不謹慎ながら笑ってしまった光景があります。一体、どの様な光景でしょうか?

答えは、黄色の袈裟を着たお坊さんがATMでお金を引き出している光景です。

この光景を初めて見たときは、本当に驚いた覚えがあります。

袈裟とATM、、、

お坊さんも生活がありますし、世の中は貨幣経済なので、当たり前の行為なんですが、どうしても未だに、笑いとともに違和感を感じてしまいます。

ただ、それ位、タイにおいてお坊さんというのはありふれたものだということができますね。

また、自分の子がお坊さんになるというのは、家にとって非常に名誉なことなので、両親はとても喜びます。ただし、覚えておいてほしいのは、お坊さんになっても、いつでも「俗世」に戻れるという事です。即ち、2か月でお坊さんをやめるというのもOKなのですね。それでも、お坊さんに一度なったという事で、社会的地位を得ることとなります。無論現役の者より劣りますが。そういうわけで、いわゆる華麗な一族(代々伝わる財閥系の家系)になると、男の子はどこかしらで、お坊さんになることが多いです。それが、1週間なのか、10年なのかはわかりませんが。いわゆる、拍付のための得度(お坊さんになることと同義と考えていてください。)という事ですね。