タイでのカジノ(その2)

2018年2月8日

前に書きましたように、タイ人は本当にギャンブル好きです。しかし、タイ王国において賭博は犯罪です。ですから、裏カジノが発達するわけですが、そのようなアングラなところへ行かず、全うに、合法的にカジノを楽しむことがタイではできます。その方法を書き綴りましょう。

タイにおいては賭博は禁止ですが、お隣カンボジアでは賭博は合法です。したがって、タイから陸路でカンボジアとの国境アランヤプラテートというところに行きます。ここは、面白い構造になっていて。カンボジア側の国境地帯をポイペトといいますが、【タイ―ポイペト(カンボジア特別区)―カンボジア本国】というような構造になっており、ポイペトだけ、特別な地帯となっています。

ポイペトはカンボジア内なので、カジノが非常にたくさんあります。そして、そのカジノでプレーしている人はおよそ99.9%がタイ人です。また、通貨もタイの通貨である、タイバーツが使われています。つまり、ここポイペトは、合法的にタイ人がカジノを楽しめる特別区なのです。しっかりとしたカジノのたたずまいをしているものが8つあり、この8つのカジノがポイペトのカジノホテルとなります。

コンプと呼ばれるサービスがあり、一定額のチップを交換するとホテル代がただになり、食事代も無料になります。ホテルは玉石混合なのですが、よいホテルは中々心地よいです。中には、アメリカのカジノのように、プールを備えているものもありますし、まさにTHE カジノという感じを受けます。

しかし、やはりここはカンボジア。カジノから一歩出ると貧困層が多く屯しています。物乞いは非常に多く居ます。食事をしている最中にお金を恵む様にずっと離れない方もいます。カジノとその外では、本当に別世界なのです。

加えて、ポイペトカジノはカジノとしては3流のレベルです。ディーラーのレベルや設備の面、その他挙げればきりがないほどに、なんともいえない中途半端な夢物語を見せる場と化しています。ラスベガスやマカオ、ゴールドコースト、モナコのカジノ等とはまったく比べ物にはなりません。

ただ、賭けているタイ人の方々の熱気というよりもむしろ殺意に近い本気度は、マカオのそれと比肩するものがあります。ちょっと怖いです。なぜそんなに叫ぶのだと思ったことは数知れずです。

007で出てくるような家事のというよりもむしろ、鉄火場という表現が適切なように感じるポイペトカジノ、1度は訪れてみるとよいと思います。意外とはまってしまうかもしれません。