タイ人でも、パクチーが好きな人と嫌いな人がいる

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日本人の海外旅行者で毎年ベスト5に必ず入る国、タイ王国。辛くてエスニックなタイ料理やタイマッサージやビーチ等々、海外旅行先として、申し分のない国といえるタイ。そんなタイの『地球の歩き方』には載っていない、知られざる事情や隠れスポット、日本のタイ人コミュニティの事情など、タイに3年在住し、今はタイ人と同棲している筆者がイロイロ書き綴ります。

タイと聞いたとき、多くの人に一番初めに連想されるのが、「パクチー」。この「パクチー」の好き嫌いと、タイへの好き嫌いとが正比例しているといっても過言ではありません。タイ料理には欠かせない「パクチー」ですが、実は、それぞれ国によって呼び方が変わります。英語名では「コリアンダー」、中華料理では「香菜(シャンツァイ)」等、同じ野菜であるにもかかわらず、各国によって呼び名が変わる面白い食材です。そして、この「パクチー」なしではタイ料理は存在できないといってよいほど、タイ料理の風味づけに欠かせない野菜となっています。

しかし、面白いことに、タイ人にも「パクチー」が苦手という方はいるのです。私の友人は生粋のタイ人ですが、タイのレストランで注文する際、必ず「パクチーの入っていない料理」を注文します。そうなんです、タイ料理には欠かせないと先には書きましたが、全ての料理に「パクチー」が入っているわけではないのです。ですから、「パクチー」は苦手だから、タイはちょっと・・・という方も、「パクチー」の入っていなくておいしいタイ料理は非常に多くありますので、少しだけ興味を持ってみてください。もしかしたら、その料理がきっかけで、タイのことが大好きになってしまうかもしれません。

ただ、ほとんどのタイ人はやはり「パクチー」を好む傾向が強く、筆者などは毎日がタイ料理なので、「パクチー」がないと何か物足りなくなってしまいます。しかし、この「パクチー」少々、難点なのが、「売っていない時がある。」という事です。確かに、最近ではスーパー等でも見かける「パクチー」ですが、100%手に入るとは限りません。仕入れの問題ですとか、そもそも買う母集団が少ないので、在庫があまりないのです。

そうなると、日本のタイ料理屋はどうするんだという事になりますが、これは日本にあるタイ人ネットワークで解消されることになってます。「パクチー」がスーパーにないという事がわかったら、違うところから仕入れます。というより、タイレストラン専門の八百屋のようなものがあるので、タイレストランのシェフはそこから仕入れることが多く、スーパーで売り切れるかどうかというのはあまり問題ないのです。なにせ、その八百屋には、常に大量の「パクチー」が在庫でありますから。

そんな、八百屋さんを1つ紹介。東京にお住まいの方ならご存知の上野にあります。なんと、あのNHKの人気ドラマだった『あまちゃん』の劇場のロケ地地下1階は。国際食材問屋になっており、八百屋や肉屋、魚屋がごった返しています。日本人のお客はほとんど皆無です(いろいろな言語が飛び交っています)。もし、日本で日本を忘れたかったら、上野の地下1階の八百屋に行ってみるといいかもしれません。